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西武が松井監督の休養発表…渡辺監督代行の手腕に期待

プロ野球選手が教える野球合宿

プロ野球の西武ライオンズが、5月26日、松井稼頭央監督の休養を発表し、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)がセ・パ交流戦から監督代行を務めることを発表しました。交流戦でも苦しい戦いが続く中、渡辺監督代行の手腕に期待がかかります。

渡辺監督代行は現役時代、西武で80年代後半から90年代前半の黄金期を支えた投手の一人。NPBで通算125勝を挙げた後、指導者の勉強のため、台湾に渡り、投手コーチを務めていましたが、選手に手本を見せるために急遽現役復帰し、3年間で35勝を挙げました。

引退後、2004年に2軍コーチとして西武に復帰。そして2008年に1軍監督へと昇格すると、就任1年目で日本一まで登り詰めました。西武はその年を最後に、日本シリーズに進出していません。その事実を伝えると、「そうか、もうそんなに出ていないのか…」と寂しそうな表情を浮かべていたのが印象的でした。黄金期の再来を待ち望むファンも少なくありません。「プロ野球人生をかけて挑んでいきます」と所信表明した「ナベQ」のチーム再建は、まだ始まったばかりです。