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高校野球どう変わる?来春からDH制導入…セ・リーグは2027年から
盛り上がりを見せた今夏の甲子園ですが、来年から高校野球が大きく変わります。2026年春の公式戦から指名打者(DH)制が採用されることが正式に決定しました。
DH制を採用するかどうかは、試合ごとにチームで決めることが可能。降板した先発投手がDHとして出場し続けることができる、いわゆる「大谷ルール」も適用されます。投手は登板過多による疲労軽減が期待、また守備が苦手でも打撃が得意という野手にとっては出場機会が増え、得点力アップも見込めます。
ただ、高校野球の醍醐味であった「エースで4番」が少なくなる可能性も指摘されています。今夏の甲子園では、尽誠学園(香川)の広瀬賢汰投手(3年)が、2回戦の東大阪大柏原戦に「4番投手」で先発し、投げては無四球完封、打っては2打点と躍動しました。今後、投球に専念する投手が増えることが予想されるため、こういったケースは少なくなるかもしれません。東京六大学、関西学生野球も来春から、プロ野球のセ・リーグは2027年からDH制を導入します。プロ、アマの戦術にどういった変化が生じるのか、ファンの楽しみは尽きません。
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