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メジャーで驚異の防御率!今永投手が地道に続けた「背中を作る練習」

大リーグ・シカゴカブスの今永昇太投手の快進撃が止まりません。5月13日(日本時間14日)時点で、8試合に先発し5勝0敗、防御率は驚異の0.96!メジャーの打者は、ツーシームやシンカー系の沈む球に対して、バットをすくい上げてフライやライナーを打つのがトレンドですが、今永投手は、あえてフォーシーム(直球)で勝負し、空振りを取るシーンが目立ちます。その回転数は、毎分2400回転台を記録するなど、昨シーズンのメジャー平均である毎分2234回転を優に上回ります。

今永投手は北筑高(福岡)入学時、腕立て伏せが10回もできず、推薦入学組で一番体力がなかったといいます。徹底したのは「背中を作る練習」。器具を使用した筋トレに頼らず、鉄棒で懸垂や、タイヤに綱をつけて、それを腕で引き寄せるなど、地道な強化が実を結
び、110キロほどだった最速も、高3の夏には144キロを計測するまでに成長しました。継続してきた努力が、今永投手の活躍の源となっていることは、言うまでもありません。