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日本を席巻している「魚雷バット」詰まることが多い打者にオススメ

メジャーリーガーが使用していることから話題を呼んでいる「魚雷(トルピード)バット」が日本を席巻しています。NPBでは4月11日から使用が容認。名だたるプロ野球選手たちも興味津々で、清宮幸太郎内野手(日本ハム)は5月6日のオリックス戦で実戦初投入すると、3号2ランを含む2安打3打点と、いきなり結果を出しました。

魚雷バットは、従来のバットと比較して先端にかけて細くなり、芯が手元よりにあるのが特徴。中身が入ったペットボトルを振る際、キャップ側より底を側を持った方が速く振れるのと同じ原理で、スイングスピードが速くなるという効果も生まれるといいます。さらに操作性も高まることで、より芯付近でボールを捉えられる確率が高くなり、内角球に詰まらず鋭い打球を打つことも見込めます。実際に魚雷バットを持った選手からも「使いやすい」との声が挙がっています。ただ、バットの重量配分が変わることで、これまでとは異なる打撃スタイルが求められます。詰まることをよしとせず、ミートポイントが投手寄りの打者らはどういった決断を下すのでしょうか。これからは、バットの先端を凝視するのも観戦の楽しみの一つになるかもしれません。

GXAでは今夏、宮城、東京、大阪、福岡で小4~小6、中1~中3を対象に合宿を開催します。まずは道具に頼らず、しっかりと基礎から見つめ直して技術を向上させていきましょう。