冬LA短期ソフトボール留学2017|体験談③ 〜五十川コーチ〜

2月上旬にBBC初のソフトボール短期留学ツアーを実施しました。
今回はコーチとして同行をした五十川コーチにインタビュー!
五十川コーチ自身もニュージーランドでソフトボール留学をしていた経験があります。
今回のツアーやアメリカでのツアーを経験して、より一層海外でソフトボールをプレーをすることの重要さを感じたそうです!

次世代育成のために

私自身がソフトボール留学を考えた時には、誰もが参加できるソフトボール留学がなく、ソフトボールを通して世界と向き合う手段や方法が分かりませんでした。
このツアーで、ソフトボールを続ける意義や選択肢の幅を多くの人に感じてもらいたいと思い、今回はコーチの立場で参加することにしました。
私も十数年選手として続けてきたからこそ、選手として活躍できるうちに多くの経験をして欲しいです。
将来的には選手を通して得た経験を活かし、選手たちの将来にプラスの影響を与えられたら、と思っています。

コーチの立場から見たアメリカのソフトボール

スポーツ大国アメリカと日本の環境の違いは本当に大きいと肌で実感しました。
まず、カレッジは本当に広大な敷地にあるので、もちろんグラウンドもとても広く驚きました。
そして、屋外のみならず、室内設備の充実には驚きましたね。今回利用させていただいた、D-BATという室内練習場も日本にはないような施設でした。
小さい子どもから大人まで、ボールを自由に使え、しっかりバッティングもピッチングも練習できる空間があることはとても良いと感じました。
日本にもあんな施設が欲しいですね!こんないい施設を使っての指導は着眼点が違って面白かったです。
基礎となることの指導は同じでしたが、もしピッチングを指導するのであれば、投げ方というよりは回転を意識するなど細かい視点を大切にしていました。
今後、日本でやっていくコーチングで実践していきたいですね!
そして、アメリカの選手のすごいところは、躊躇ないプレースタイル!
日本の選手にはあまり見られないものなので見習ってほしいですね!自信を持ってプレーして欲しいです。
基礎、基本を徹底している日本選手の技術は世界でも一目を置かれます。
ただパワーにおいては、アメリカの選手の方が同じ女子とは思えないくらい力強さがありました。

海外でソフトボールに挑戦をしたい子たちへ

ソフトボール留学や外国でプレーをしたいと思う気持ちが少しでも頭に浮かんだら、ぜひ一歩を踏み出して行ってください!
挑戦するチャンスがあるならば、短期でもいいので海外での生活、ソフトボールを知って欲しいです。
プレースタイル、競技との向き合い方は大きく異なります。その中で日本のソフトボールを改めて理解し、誇りを持ってほしいです。
最初は誰もが不安ですが、現地に行くと楽しいことがたくさん待っています!そこにソフトボールのレベルや語学のレベルは一切関係ないと思います。
私もニュージーランドへソフトボール留学をした時に、全く英語ができないところからスタートをしましたが、現地の方々の優しさに助けられて生活をしました。
環境や施設の違い、選手との交流、異文化からの発見など海外でしか味わうことのできない経験は、一生の財産になります。
日本にはない世界観を知る感動を現地で肌で感じ、ソフトボールを通して世界に目を向けて欲しいと思います。
1人でも多くのソフトボーラーが世界へと視野を広げ、一歩を踏み出すことを楽しみにしています。

BBCでは夏のソフトボールツアーも実施予定です!
詳細発表までしばらくお待ちください!

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