春休みLA短期野球留学2013|2日目
2日目:プロコーチから打撃の神髄を学ぶ
ロサンゼルスの2日目は晴天!選手たちは時間通りに集合できました。昨晩は早く寝た選手もいれば、遅くまでホストブラザーたちと遊んでいたりとさまざまでしたが、ホストファミリーとも打ち解けたようで、緊張感がだいぶ和らいだようです。
今日から野球の練習がスタート。午前中の練習会場へ向けて出発!
午前中のコーチは、地元の野球強豪高校で20年間監督を務めたデイブ・コーチ。全国大会にも数回導いている名将です。
まずはバッティングから。3グループに分かれてそれぞれティーを行いました。1か所はデイブ・コーチ自らがトスを上げてくれました。
至近距離からコース別に打ち合分けます。
テニスボールを使った「ワンバウンドトス」に選手たちは苦戦。
デイブ・コーチは一人ひとり丁寧に指導。こまめに声をかけてくれました。
体が温まったところで、一本打ち。変化球を交えたデイブ・コーチの投球に選手たちはてんてこまい。「インパクト後のスイングを大きく!」という指導を受け、選手たちのスイングに大きな変化が現れました。
こんなに力強いスイングになりました!
とことん打った後は、守備練習。メジャーリーガーも行っている、フィールディング練習です。
障害物を乗り越えるようにステップを踏みます。
バックハンドキャッチや、ジャンピングスローの練習もしました。日本では「ざつ」と思われるこういったプレーは、アメリカでは小学生から教え込まれます。目的は0.1秒でも早くランナーをアウトにするためです。
ダブルプレーの練習も行いました。3枚のネットに囲まれたスペースで、セカンド、ショート、ピッチャーゴロを想定した動きを身につけます。
選手たちがハマった練習はこちら
捕り損ねや、悪送球が多かった選手たちには腕立て伏せのペナルティーが待っていました。日本もアメリカも同じですね笑
デイブ・コーチの率いるクラブチームとは今週土曜日に交流試合を行います。デイブ・コーチは「キミたちの弱点は分かった。うちの選手たちに伝えさせてもらうよ!」と冗談で笑いを取っていました。
昼食を挟んで、午後からはMLBサンディエゴ・パドレスのマイナー球団のスタジアムツアーです。3軍の球場とは思えない素晴らしい施設でした。
来週から始まるシーズンに向けて、球場内はスタッフが総動員で準備を行っていました。そんな中、日本からやってきた選手たちの為に、ロッカールームやダッグアウトなど、「立入禁止ゾーン」に特別に入れてもらえました。
気分は「メジャーリーガー」!!
ツアーの後は、同チームで打撃コーチを務めるトッド・コーチによるレッスンです。マイナーリーガーたちも利用する打撃練習場でみっちり打ち込みました!
「打てないと、試合には出れない」のがアメリカ野球。ダイナミックなスイングが印象的なアメリカ人ですが、理論はすごくシンプルで、基礎練習がほとんどです。
タイミングの取り方やバットの出し方など、いかに少ない動きで最大限のパワーを伝えられるか、を2時間かけてメジャー流打撃理論を叩き込みました。腕の力が入らなくなるまで打ち続けた選手たちは大満足!インパクトの瞬間の音が明らかに変わりました!
最後は、トッド・コーチからサインボールのプレゼント。アメリカに来て初めてのサインゲットです!!
これで金曜日から始まる親善試合でヒットを量産!?できるかな~~