冬休み宮崎硬式野球合宿2013|3日目
おはようございます!
現在6時30分です。外は真っ暗です。ニワトリやカラスの鳴き声も聞こえません。サンホテルフェニックスの駐車場では「タッタッタッ・・・」と暗闇の中で何やら音が聞こえます。
そうです。選手たちが走っています。
今日のアーリーワークは、「正しいランニングフォーム」です。
足が遅い、足が速くなりたい。という内容の事が選手達の野球カルテに多く書かれていました。そんな選手たちの要望にお応えして、渡辺コーチよりご指導いただきました!
「腕を大きく振りなさい!」「モモをもっと上げなさい!」このような言葉を一度でも言われた事がある選手は少なくないと思います。
「これは間違いです。」と渡辺コーチは断言します。
では何が正しいのでしょうか?それを今日の朝練で覚えていってもらいたいと思います。
昨日の雨が嘘のように宮崎は晴天です!青空の下、3日目スタートです!
さすがに3日目ともなると選手達の雰囲気はとてもいい感じです!今日も一日中身の濃い練習をしていきましょう!
午前中はフリーバッティングで、とにかくたくさん打ちました。ピッチャーとタイミングが合わなかったり、強い打球が飛ばなかったりする選手に的確に屋鋪コーチのアドバイスが入ります。
投手はブルペンでピッチング。
午後はポジションごとに分かれて、それぞれの細かい動きを練習しました。投手は牽制の極秘テクニックを火置コーチより伝授して頂きました。牽制の練習を日常的に練習するチームは多くないと思います。しかし、牽制はとても大事な技術で、良い投手の条件の一つだと言えます。ランナーの一歩目を遅らせることが出来れば、当然アウトにできる確率が高くなります。どんなに俊足の選手でも、牽制が上手い投手からの盗塁は至難の業ですからね。さあ練習練習。
火置コーチ曰く、「どれだけホームに投げる時と同じような動きで牽制できるか。」がポイントだそうです。ただ一言にそうは言うものの、これができないんですよね。実際火置コーチの牽制は、全く判断できません!
捕手は捕球体制の基本、面の外し方、送球時の姿勢などをみっちり指導受けました。
「自分が痛いのはどうでもいい、後ろにそらしたらチームが一番痛い。」笹沢コーチの説得力のある言葉に選手達は頷くばかりでした。
内野手は徹底的にフォアハンドとバックハンドの練習をしました。
小学生のうちにバックハンドを教えるのは良くないなどと言うチームの
方針をたまに耳にします。しかし横の打球を無理矢理正面に入った場合の送球は、経験者ならわかると思いますが、バックハンドの方が格段に送球動作に入りやすいです。小学生だから、中学生だからまだ早いなんていう技術は決してないと思います。今のうちから動きを身につけないと、逆に動けない体になってしまいますからね。
外野手はフライ捕球の体勢を中心に練習しました!
一日の最後はゲームノックです。様々なケースを想定した守備をランナーをつけて練習します。
ミスが起きやすいケースや複雑なプレーは、屋鋪コーチからひとつずつ丁寧な説明が入ります。
今日はバッティング、守備共に数をたくさんこなしました。量だけでなく質の良い練習になったことは言うまでもありません。選手達は練習後、疲れたと言いながらも、その表情からは満足感がたっぷり伺えました。最後は疲れた体をみんなでモミモミして癒しました。笑
さて、実は今朝のアーリーワークの集合時間に遅刻した選手が数名いました。時間を守らない事は、たとえそれがたった1分であってもルールですので許されません。ということで、連帯責任です。ホテルまでの帰り道、途中から全員走って帰ってもらいましょう!約4キロ!さあ頑張って(*^^)v
夜間ミーティング。今夜はポジション別に分かれて各コーチへの質問などをしました。予定していた時間を過ぎてしまうくらい積極的に色々な意見が飛び交っていました。
明日は中学生は久峰野球場、小学生は森薬品スタジアムに分かれての練習になります!天気も良さそうです!残り2日の中で自分の中に掴むものをひとつでも多く吸収していって欲しいと思います!明日も頑張りましょう(*^_^*)