冬休み東京軟式野球合宿2013|1日目
<1日目> 合宿初日は「打つ」「投げる」「捕る」のコツを習得!
2013年も残すところあと僅か。一年を野球三昧で締めくくる、東京軟式野球合宿がいよいよ始まりました!北は北海道、南は沖縄まで全国各地から多くの選手たちが集結しました。2泊3日という短い期間ですが、一流の野球選手になれるよう頑張ろう!
まずは「開会式」。今日からお世話になるコーチ陣からの自己紹介。
本気モードのコーチを前に、やや緊張な面持ちの選手たち。
「宜しくお願いします!」
小雨が散らつき、天候が心配されていましたが、選手たちがグラウンドに着くなり、その雨は不思議と止んでくれました!野球の神様は裏切らない!みんなの想いがきっと伝わったのでしょう。
ん、これは何をやっているんだ!?
榊原コーチが考案した、「くっついて立ち上がれ」トレーニングです。お互いに足を揃えて、同時に立ち上がります。こう見えて結構難しいんですよ。しっかりとタイミングを合わさないと、、
こうなっちゃう。
背中合わせはもっと難しい!
あーっ、惜しい! 特訓が必要だね!
練習開始わずか10分足らずで、ご覧の笑顔!選手同士の距離が一気に縮まりました。
少しレベルを上げてスプリント系のトレーニングも行いました。
3つの円を交互に8の字に走る、その名も「だんご三兄弟ラン」!
タイミングを合わせないと、ブツかるぞ。
楽しく身体を温めた後は、メインの練習です。今日はドラゴンズやジャイアンツで活躍された前田幸長コーチが登場!
生で見るジャイアンツのユニフォーム、そして前田コーチのオーラに選手たちは目を光らせていました。今日から2日間お世話になります!
今日の練習は3グループに分け、それぞれが 「投げる」 「捕る」 「打つ」 をローテーションで学びました。
「投げる」は前田コーチが担当。まずは「正しいボールの握り方」から。正しく握れていないと、力が伝わらないだけでなく、怪我を発症する大きな原因にもなります。
みんなちゃんと握れているかな?一人ひとり厳しいチェックが入ります。
キャッチボールは焦らずに、ゆっくりと。
投げる基本は、足の運び方にもコツがあります。写真のように、投げる側の足を後ろにクロスしては良いコントロールが得られません。
足は「前」にクロス!相手に少しでも近づいて投げることがポイントです。
前田コーチ自らトスを転がします。気づいた点は即修正。短時間でボールの伸びも大きく変わりました!
「捕る」ではフライとゴロの取り方を学びました。
「まずはヘディングから」の指示に、選手たちは???。決してサッカーではないですよ笑
これはフライの軌道に合わせて、捕球の代わりにでヘディング。これは落下点にいち早くたどり着くかの練習です。ヘディングができれば、簡単に捕球できるはずです。
※ごめんね、写真使わせてもらいます笑 (ちゃんとヘディングができている証拠だ!)
フライがマスターできたら、次はゴロ。BBC特製の「板グローブ」をはめて捕球練習です。
お互いがゴロを転がし合い、板面でキャッチ。「捕る」というより、「当てて添える」という感覚で捕球の基礎を固めます。この後グローブをはめると、すごくボール捕りやすくなるぞ!
「打つ」は榊原コーチのユニークな打撃指導です。きっとほとんどの選手は今までやったことのない、聞いたことのない練習方法だったはず。しかし、実際にやってみると打球の軌道が変わり、インパクト音にも変化が。「あれ、俺こんなに打球飛んだっけ??」なんて声も聞こえてきました。
両膝をつき、上半身の遠心力を使ってボールを飛ばします。選手たちはすぐにコツを掴み、中には下半身を使った時よりも遠くに飛ばしている選手もいました。いかに手先の感覚が大事か学べましたね!
気づけば練習終了の時刻。充実した時間はあっという間に過ぎてしまいます。
たくさん動いた後は、お待ちかねの夕食!静かーに、黙々と食べていました笑
野球の時間はまだまだ続きます。今夜は榊原コーチによる「打撃について」のミーティングです。
コーチ自らが指導にも携わった、甲子園球児たちのプレーを徹底分析。みんな今日教わった打撃法を取り入れているのです。「どうしたらホームランが打てるのか?」をトピックに、選手たちも活発に発言をしていました。さっそく明日試してみよう!
最後は、一日を振り返る『野球合宿カルテ』の作成です。自分の感覚を言葉で表現する大事な時間です。コーチたちが理解できるように書かないと合格できないぞっ!
初日とは思えないほど選手たちは仲良くなり、とても明るい雰囲気です。明日はアーリーワーク&夜間トレーニング!コーチ陣も気合入れて挑みます!