夏休みLA短期野球留学2012|6日目
6日目:日米親善試合!気になる結果は・・・・
楽しいロサンゼルス野球留学、残すは2日のみ。英語レッスンは今日が最終日です。親善試合で役に立つ野球英語を学び、後半はお世話になっているホストファミリーへ向けての手紙を書きました。(手紙は、13日の朝に渡す予定)
授業の最後には、合計12時間の英語レッスンを完了した証に、卒業証書をクリス校長からいただきました。この英語レッスンで身につけた語学力は、メジャーリーガーへの第一歩となるでしょう。
お昼を挟んで親善試合までの間、学校近くのショッピングモールへ行きました。メジャーリーグショップや、トイストアなど日本にはないお店の雰囲気に選手たちは大興奮。学校の友達や、クラスメイトたちにお土産を買っていました。優しいね!
買い物の後は、待ちにまった日米親善試合。気温は予報通り36℃前後でした。打倒チームアメリカに向けて入念なウォームアップを行う選手たち。いよいよプレイボールです!
順調な滑り出しと思われましたが、怪しい雷雲が迫ってきました。。。。雷が鳴り始め、その音は次第に近づいてきました。予報では雨の心配はありませんでしたが、間もなく突然の豪雨が。カリフォルニアの南部はめったに雨が降りませんが、今日は地元の人たちも驚くほど。なぜ今日に限って・・・ 野球の神様が誰かにお仕置きかな??
雷も激しくなったので、一時試合を中断。次第に増してくる豪雨に、グラウンドは一瞬にして水溜りに。。。ベンチの荷物をまとめ、試合再開を祈り続けました。
長時間の中断を予想し、試合後に予定されていたアメリカチームとのBBQパーティーを行うことに。落雷の恐れもあるため、BBQはできませんでしたがレストランを貸し切ってビザパーティーを行いました。
アメリカチームの選手たちは、日本人選手たちに興味津々。さっそくユニフォーム交換が始まっていました。日本人はまるで超人気者。「俺も、俺も!」とアメリカ人の選手たちが次々とユニフォームを握って集まってきました。何だかもう試合が終わった雰囲気になってしまっていないか~~
試合中断から約2時間が経過し、リーグ会長らと協議した結果、夕方5時半から試合を再開することが決定。雨も止み、雷雲も遠ざかったことが確認されてからの最終判断となりました。
ピザをたくさん食べて充電した選手たち、再び試合モードをONです!
小学生はアメリカチームの連打で先制されるも、日本野球らしい小技を使いすぐさま追いつきました。その後も、日本人選手たちの強い気持ちがボールに伝わり、手に汗握る展開で進んでいきました。
一方中学生は、初回から打線が爆発!攻守がうまく絡み合い、5回を終わって7-1と大幅リード。インコースのボールでも思い切り振りぬくスイングは、昨日の特訓の成果でしょうか、外野までボールが飛んでいました。
時間制限(2時間)が近づき、中学生は6イニング、小学生は5イニングでゲームセット。
気になる結果は、、、
小学生チーム: 4-7 ●
中学生チーム: 8-1 ○
中学生は快勝!小学生は健闘及ばす、最後に突き放されてしまいました。それでも両チームとも日本人として胸を張れる素晴らしい内容。試合後はアメリカ―チームと健闘を讃え合いました。
一時は大雨で試合再開も危ぶまれた親善試合。日本人選手たちだけでなく、アメリカチームの選手たちも、この日を楽しみに待ち続けていました。
実は、毎年行われるこの親善試合に出場するアメリカチームは選抜軍。野球のレベルだけでなく、「なぜ日本チームと試合をやりたいか」というテーマで作文を書かなければならないそうです。その中から厳選された選手たちだからこそ、この日にかける強い気持ちが、野球の神様に伝わったのだと思います。
選手たちにとっては、試合の結果、個人の内容も大事かもしれません。しかし、こうして国境を越えて野球ができる喜びを感じ、そして日本野球が世界でも通用するという自信を付けて欲しいと思います。
明日はメジャーリーグ観戦!!今年の新人王候補、エンゼルスのマイク・トラウト外野手、17勝1敗ハーラートップのウィバー投手が出場する予定です。マリナーズ・川崎選手の出場はあるでしょうか!?