夏休みLA短期野球留学2012|5日目
5日目:外がだめなら室内で特訓!メジャーリーガーになるぞ!!
早くも5日目を迎えたロサンゼルス。 昨日のディズニーランドの余韻がまだ残っているのか、英語レッスンのスイッチが入るのには少し時間がかかったようです。
今日のレッスンでは、お金の数え方を学びました。日本から両替して持ってきた大事なお金ですが、お札($1、$5、$10、$20、$100)を中心に使っていると、どうしてもお釣りが小銭で貯まってしまいます。
小銭は日本では両替できないので、なるべく自動販売機での買い物や、ショッピンング時も小銭を優先的に使うように、先生から教えてもらいました。
ジェスチャーゲームも行いました。チームを組んで、先生に告げられたアクション(動詞)をジェスチャーで表現。動詞は野球のプレー中にも多く使われます。例えば、”take”は「取る」という意味ですが、野球では「見逃す」という意味。ベンチでよく使われる言葉です。
5日目にもなると口から英語がだんだんと出てくるようになりました。その調子で、グラウンドでもどんどん発していこう!
午後からは、アメリカチームとの合同練習でしたが、日中の気温は予報を上回る42℃まで上昇。気象情報では「熱中症警戒注意報」が発令したため、リーグ会長からも活動を自粛するよう伝えられました。協議の結果、選手の体調の安全を最優先に考慮し、また明日の親善試合に備え、室内で練習をすることになりました。
練習前は室内練習場近くのスポーツショップで買い物。さっそく小銭を使って払っていました。一番の人気アイテムはやっぱりサングラス。アメリカ人の選手たちがかけているのを見て、欲しくなったようです。
室内練習場では、先日も合同練習の際に教えてもらった元メジャーリーガーコーチたちによるバッティング練習と投球練習をみっちり3時間おこないました。
通常のティーバッティングだけでなく、細いバットでバウンドしたボールを軸足に力を蓄えて打つ練習や、ピンポン玉サイズのボールをしっかりミートする練習など、アメリカらしいユニークなメニューをこなしました。アメリカでは一般的な練習方法も、日本人選手たちにとってはどれも新鮮。「日本に帰ってもやりたい!」と口をそろえて言っていました。
投球練習では、室内練習場の裏にあるスペースを利用して、ボールの握り方や腕の振り方を学んだ後、スピードガンコンテスト。小学生の最速はRyo君の98kmで、中学生はMasaya君の125km!! これは明日のアメリカ戦、期待ができるぞ!!
今日の締めは、現役メジャーリーガーたちがシーズン中に行っている、”P-3″と呼ばれる体幹トレーニング(サーキットトレーニング)です。アメリカチームの選手たちとペアを組んで、いざスタート!!
見た目以上に結構キツいんです。。。
いつも明るい(うるさい笑)選手たちの声が聞こえなくなるくらい追い込まれていました。コーチは再三、「アメリカチームとの試合はもう始まってるぞ~~」とプレッシャーをかけながら選手たちを加勢していました。
キツ~いトレーニングを共に耐え抜いたアメリカ人選手たちとハイタッチ!Good Job!!!
夜はホストファミリー宅で「異文化交流パーティー」を開催しました。アメリカの家庭では”S’Mores”と呼ばれるマシュマロ入りのチョコレートクッキーを食べる恒例行事があり、偶然にも今日8月10日がその日でした。裏庭にキャンプファイヤーを焚き、焼いたマシュマロをビスケットに挟んでいきます。熱で溶けたチョコレートとマシュマロが抜群の愛称です!
選手たちはパーティー中、他のホストブラザーやホストシスターたちとバスケットボールや、プールを楽しんで交流を図りました。ホストファミリーたちも日本から来た選手たちに、日本の文化や、家族についてなど興味津々。通訳を介さずに、一生懸命伝えようと頑張っていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。「まだみんなと一緒にいたい~~」とみんな眠そうな顔で家路につきました。
明日は日米親善試合!打倒USA!!
<お知らせ>
明日の最高気温は37℃と予想されています。当初、13時からの試合開始でしたが、2時間スライドさせ気温の下がり始める15時からのスタートを予定しています。水分補給などの熱中症対策は、リーグのスタッフを含め万全の態勢でおこないます。