冬休み東京軟式野球合宿2010|3日目
充実した合宿は早くも最終日を迎えました。初日よりも2日目、そして最終日の今日はみんなの団結力が一つのチームとして日に日に高まって来ました。今日がみんなでプレーする最終日というのが残念なくらい、みんな野球に対して真剣に取り組み、そして何よりも思いやりのある選手たちばかりでした。
朝の散歩は集合時間よりも早く集まり、スムーズに行う事ができました。散歩の時から後で行う紅白戦の先発メンバーや打順などわくわくした気持ちは抑えられないようでした。いつもはたくさん食べる朝ごはんも、「たくさん食べる過ぎると試合で動けなくなっちゃうから」と試合に掛ける意気込みが伺えました。
紅白戦は4チームに分けて2つのグラウンドにて2試合ずつ行いました。野口コーチや今江選手に教えてもらった事を少しでも発揮するべく試合前の練習から動きの確認をしたりと準備に余念がありません。この日のためにお気に入りのユニフォームを着てきた選手もいてみんな気合十分です!
試合は乱打戦もあり投手戦もあり、どのゲームも大量得点差がつかず、非常に緊張感のあるゲームばかりでした。ピッチャーは常に全力投球、バッターは1本でも多くのヒットを打つべくフルスイング、ランナーは1点でも多く得点を取るために全力疾走。みんな勝つために一生懸命プレーをしました。
この合宿でコーチたちが口酸っぱく言っていた「全力プレー」という課題はしっかりと果たせたようです。
楽しい試合の後は宿舎に戻り閉会式。試合前みんなに将来の夢を寄せ書きに書いてもらい、その夢を改めてお父さんお母さんが見守る中一人一人発表しました。「プロ野球選手」「メジャーりーガー」「甲子園優勝」などみんなビッグな夢を抱いていました。そして最後はこの合宿に参加するにあたり支援してくれた家族の方々に感謝のあいさつをしました。3日間の短い期間でしたが、野球選手として一回り大きくなった子供の姿に保護者の方も感激したことでしょう。
楽しい時間を共に過ごした仲間たちとの別れはなんだか寂しそうでしたが、みんな大好きな野球を続けて甲子園の舞台、そしてプロ野球選手になって一緒にプレーできるように頑張ろう!!