春休みLA短期野球留学2012|2日目
交流戦に向けてメジャー流の変化球と、英語を習得!
ロサンゼルス野球留学は2日目を迎えました。長旅の後、練習を行っただけあってか、選手たちは充分な睡眠を取ることができました。ホームステイ先でも家族との会話を楽しんだり、子供と一緒にゲームをして編んだりと楽しい時間を過ごせたようです。
午前中は野球の練習です。元メジャーリーガーのリッチ・ハンターコーチによるピッチング指導を受けました。リッチコーチはMLBでも投手王国と呼ばれている、フィラデルフィア・フィリーズで中継ぎエースとして活躍していました。
ポジションは関係なく、投球の基本や重たいボールを投げるためのコツを教えてもらいました。
まずはキャッチボールで肩慣らしです。アメリカのボールはすべりやすいため、ボールが抜けないように、指先により力を加えて投げなければいけません。
肩が出来上がったら、1人ずつマウンドでピッチングです。
リッチコーチは、選手たちはフォームが出来上がっていてコントロールが非常に良いと褒めていました。しかしその一方で、ボールが「軽い」との指摘も。フォームを意識し過ぎてしまい、上半身の力が指先に伝わり切っていないため、回転数が少ないと言っていました。
その為には、自分の顎をキャッチャーミットに近づけるイメージで投げることだそうです。そうすることによって、体がキャッチャーに近づくため、全身の力を前(打者方向)に与えることができます。(だからメジャーリーグのピッチャーは上半身投げに見えるのですね。)
それを聞いた途端、選手たちのボールには勢いが増して、指先により力が加わり始めていました!
リッチコーチは、メジャーリーグで多く使われる「チェンジアップ」と「ナックルカーブ」も教えてくれました。いずれも変化球ではありますが、ボールの握りが異なるだけで、腕の振り方はストレートと一緒です。
変化球が曲がりやすいアメリカのボールに選手たちは驚いていました。ここでは握り方は内緒で。。
最後は、リッチコーチからのサイン&写真撮影です。2日連続のメジャー流レッスンの成果は、土日の試合で発揮されることでしょう!!
昼食後は、英語レッスンです。アメリカ人のお父さんと、日本人のお母さんを持つアンジェラ先生が教えてくれました。先生は日本語も話せますが、教室では “Only English” です。
昨日までの自己紹介では、自分の名前、年齢、ポジションだけでしたが、アメリカ人選手たちともっとたくさん会話ができるように、出身地やニックネーム、趣味などの聞き方と話し方を教えてもらいました。
また、先生が言った体の部位を瞬時に当てるゲームを行い、選手たちは大興奮!間違った部位を触ったり、相手の動きを見てから触るのははもちろんアウトですが、「え~分からない」「今、何て言ったの?」「もう一回言って!」などの日本語も禁止です。
野球選手は負けず嫌いが多いと聞きますが、選手たちはものすごい形相でゲームに取り組んでいました!
選手たちはとても積極的に英語に触れ、楽しく授業を行うことができました。午前中のキャッチボールと、午後の英語ゲームで、選手間の距離はぐっと縮まりました。笑顔が絶えることのない明るいグループです。帰りの機内が少し心配ですが・・・汗
【3/30の予定】
9:00~ 集合・ドジャースタジアムへ移動
11:00~ ドジャースタジアムツアー
13:00~ 昼食
14:00~ ハリウッド観光
16:00~ スポーツショップにて買い物
17:00~ ホストファミリーと合流
※ドジャースタジアムツアーは当初、午後1時からの予定でしたが、球団側のスケジュール変更に伴い午前中に行うことになりました。従って、英語レッスンは明日の帰宅後にホストファミリーと行います。インタビュー形式で質問をする宿題を与えています。
■ベースボールの本場アメリカで国際体験!
BBC短期野球留学ツアープログラム