夏休みLA短期野球留学2010｜2日目

2日目がスタートしました。　昨日は長旅の疲れもありましたが、それぞれホストファミリーと一緒に出かけたり野球をして遊んだりと有意義な一日を過ごせたようです。中には夜遅くまで遊んでいた子もいたようで、眠そうな顔で朝英語学校に来ていました。

今日は英語レッスンの初日でした。まずは担任のアンジェラ先生からのご挨拶。先生のお母さんは日本人の方で多少の日本語は理解は出来ます。しかしみんなは英語を勉強するためにやってきたので、教室内は日本語禁止！知っている英語を並べてみんな頑張って先生の質問に答えていました。

この1週間ホストファミリーだけでなく、たくさんの人と友達になっるように自己紹介や出身地などをスラスラ言えるように特訓しました。またアメリカ人は日本人の名前が覚えにくいという事で、先生がみんなの名前をアメリカ風にしてニックネームを与えてくれました。

例えば、DAIKI君の場合は DEAN =ディーン、 RIKU君は Rick =リックなどアメリカ人でも親近感の湧く名前ばかり。気分はすっかりアメリカ人気分です。みんな気に入ったのか、教室外でもアメリカンネームでお互い名前を呼び合っていました。

授業はあっという間に終わり、ホストファミリーの作ってくれた昼食を摂って昨日行けなかったスポーツショップへと向かいました。

スポーツショップは日本とは比べ物にならない大きさでした。初めて見るアメリカの野球道具にみんな大興奮！日本よりもひとまわりもふたまわりも大きいアメリカンサイズに初めは戸惑っていましたが、みんないいものが見つかったようでした。朝学校で勉強した米ドルの使い方もすぐに覚えていました。

その後は現役メジャーリーガー達もオフシーズン中に利用する室内練習場へ。滞在している地域は夏場は非常に乾燥し日差しが強いため、このような室内設備が完備されています。今日は日本からの選手たちを特別招待してもらい「完全貸切」でした！

本日指導するコーチはあのバリー・ボンズともメジャーリーグで一緒にプレーをしたトッドコーチです。小学生と中学生のグループに分かれ、ティー、トス、フリーバッティングなど打撃を中心に行いました。テッドコーチは各選手の弱点をすぐに見抜き、短所を指摘するのではなく長所を伸ばしながら不足している点を修復していくという、独特の指導方法です。

手元で変化するボールが多いメジャーリーグでは、タイミングが命取り。メジャーリーガーが実際タイミングを上手く取るために行っている打撃練習も教えてくれました。トッドコーチはみんなのセンスの高さと、上手くなってやろう！という向上心にとても感動していました！

また全米に3つしかないという特製打撃フォーム解析マシーンを使って、１人１人のスイングチェックも行いました。現役メジャーりーガーのスイングと比べて分かりやすく指導してくれました。バットを振ったり大胆な構えが特徴のアメリカの選手ですが、インパクトの瞬間やボールをはじき返す際の下半身の使い方などは全く無駄な動きがありません。大事なのはボールを打つ瞬間にどれだけ１００％のパワーを加える事が出来るか。小さな体でも遠くに力強い打球が飛ばせるコツも教わりました。

練習後はトッドコーチが指導するチームの帽子のプレゼントがありました。　みんなは帽子にコーチのサインをもらい、昨日に続き元メジャーリーガーのサインをゲットしました！

また以前メジャーリーグ球団で打撃コーチを務めていた時、ワールドチャンピオン（世界一）の座を手にしているテッドコーチは毎日磨いているという大事なチャンピオンリングも見せてくれました。選ばれた者のみが手にすることができるこのチャンピオンリングを触れるのは非常に貴重な体験です。みんな落とさなようにそーっと手にとって見ていました。

みんなもいつか同じようなリングを手にできるといいね！

明日は念願のメジャーリーグ観戦！残念ながら松坂選手の登板はありませんが、レッドソックスのエースと松井選手の対戦が楽しみです。