夏休みLA短期野球留学2010|5日目

昨晩は帰りが遅かったため多少疲れた表情でしたが、2日ぶりに野球が出来るという事で、すぐにでもグランドでプレーをしたい気持ちで一杯でした。

今日はアメリカチームと合同練習を行うため、試合中に役立つ野球英会話などを学びました。例えば試合中ファールボールが飛んでみんなに注意を促す「危ない!」という言葉は、"Heads Up!"と言います。アメリカの野球は全てが硬式球で行うため、怪我人が出ないためにも非常に大切な掛け声です。
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そして相手チームへのプレゼントとして日本人選手全員の名前を漢字とローマ字でサインしたボールを用意しました。アメリカ人にとって漢字というのは芸術だそうで、過去にも同じプレゼントをした時みんな感動していました。

お昼を摂った後は先日に続き室内練習場にて元メジャーリーガーのトッド・コーチによるレッスンでした。今日は守備練習とマシンを使っての打撃練習です。守備練習では真っ正面で捕球するだけでなく、逆シングルで裁くといういかにもアメリカらしい練習をしました。打球によっては正面に入るよりも逆シングルで捕った方がステップも踏みやすくスムーズに送球に入れるという考えだそうです。日本ではコーチに怒られてしまいそうなプレーもアメリカではOKなのです。

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マシン打撃で目を馴らした後は、空気抵抗の高いプラスチックボールを使ってミニゲームを行いました。バットはスポンジ製の物ですので安全性にも優れています。一見簡単そうに見えるゲームも実は打球が変化しやすく捕るのにひと苦労。みんな苦戦していました。

室内で「秘密特訓」をした後は、試合会場に向かいました。既に練習をしていたアメリカチームと合流し、小学生チームと中学生チームに分かれました。チームは日米混合で構成され日本人はゲストという事で優先的に好きなポジションと好きな打順を選ばせてもらいました。

小学生の部と中学生の部の試合は同時に行われ、みんなのホストファミリーも応援に駆けつけてくれて会場は大いに盛り上がりました。
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初めはアメリカ人選手のスイングや大胆なプレーに戸惑っていましたが、みんなは日本代表として自分たちのスタイルを貫き堂々とプレーをしていました。それが結果と繋がり、みんな大活躍でした!

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試合後、日本人は大人気!ユニフォームを交換したりサインを求められたりと一躍スターになりました!共に闘った仲間たちと最後は記念撮影!一生忘れる事のない思い出になったに違いありません。

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予定ではホストファミリー宅に戻り、夕食でしたが現地のリーグ代表のご好意で近くのレストランを貸し切り、ピザパーティーを開いてくれました。日本人選手だけでなく、ホストファミリーやアメリカチームの選手たちも全員集まりました。一緒に練習や試合をしすぐに仲良くなった大事な球友たちです。言葉は上手く伝えられないけれど、野球を通じてこんなにも仲良くなれるものだと見ていてうらやましくも感じました。

明日はとうとう最終日!最後の試合、みんなで思い切りエンジョイしよう!

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