冬休み東京軟式野球合宿2014|1日目
クリスマスが終わり、待ちに待った冬休みに突入しました。そして、今日からBBC冬休み東京軟式野球合宿がスタートです!お陰さまで最高の天気に恵まれました。
全国各地からプロ野球選手を目指す36名の野球少年たちが集結。予定していた開催式の30分前に全員集合していました。素晴らしい!選手たちは少しでも早く野球場に行きたくうずうずした様子。では、行きますか、グラウンドへ!
外は寒いですが、日差しがとても暖かくうっすら汗をかく陽気でした。さすが高い目標を持つ選手たち、ウォーミングアップの時点ではみんな声を掛け合い、すでにチームのような協調性が生まれていました。
今日は元ジャイアンツで活躍した前田幸長さんに来てもらいました。プロ野球選手のオーラに、選手たちだけでなく、保護者の皆様も釘付けでした!
まずは学年別に「守備1」「守備2」「打撃」に別れ1時間ずつみっちり練習を行いました。守備1では、前田コーチが投げ方と捕り方の基礎を教えてくれました。特にゴロ捕球の際は、みんな意外と基礎を疎かにしていました。打球への入り方、グローブの添え方、ステップの仕方など。小学生もプロ野球選手も基礎は一緒なんです。この動きを「癖」になるまで根気良く繰り返すことが大切です。
守備2では、鈴木コーチが守備の応用を楽しくゲーム形式で教えてくれました。長座の姿勢からのキャッチボールや、走りながらのペアキャッチボールなど、普段の練習では見慣れない動きですが、試合では起こりうる動作。いざという時のために身体能力を高めておきましょう。
そして打撃では山上コーチが担当。まずは素振りの考えを変えることから。ただバットを振っているだけでは効果はありません。実際投手がボールを投げている画をイメージしたスイングが「本当素振り」です。これを意識して振るとたった10回のスイングでも疲れてしまうのです。写真のようにタオルをぶら下げてインパクトの感覚を素振りで得ることもできます。ぜひ家でも試してみてください。
フォームを固めた後は、置きTでインパクト&打球を確かめます。これもただ置いてあるボールを打つだけでは何も意味がありません。打つ方向や踏み込み足の位置、そして打感など、一球一球魂を込めてスイングをしました!
初日から中身の濃いレッスンができました。
たくさん体を動かした後は、お待ちかねの夕食!唐揚げ、生姜焼き、てんこ盛り!野菜の食べ残し多かったぞ。野菜食べれない選手はプロにはなれないな
食後のわずかな休憩時間。コーチ陣が部屋の見廻りに行くと、意外にも(?)部屋は綺麗で、そして玄関には靴がしっかりと揃っているではありませんか!靴を揃えることは当合宿での基本中の基本のお約束。まずは1日目クリアです。
まだまだ練習は終わりません。夜間ミーティングは山上コーチの技術指導。まずはボールの感触を体に染み込ませるための「ハンドリング」の練習です。両手のひらや指の全神経をボールに集中させる、いわば「ボール遊び」です。今日は各自このボールを部屋へ持ち帰り、肌身離さず朝まで一緒に過ごしてもらいます笑。ただあくまでも投げるためのものではないぞ!!
そして打撃レッスンも行いました。人のスイングを分析し、意見を出し合います。良いところも悪いところも、選手たちなりに考え、そして言葉にすることで発言に責任も生まれます。大人顔負けの?ディスカッションが行われていました!
1日目の締めはBBC合宿恒例の「野球カルテ」記入です。一日を振り返って、前田コーチや山上コーチから教えられたことを書き出します。本気で書いている子、そうでない子、字を見れば一目瞭然。コーチたちを納得させるまで添削は続きました・・・。
こうして初日の練習は無事に終了。明日は7時からアーリーワーク!集合時間は選手たちが話し合った結果、6:50に決まりました。さあ、時間通りに全員集まるか!?