春休み東京軟式野球合宿2010|1日目
昨日までの天気がウソのように、青空の下2泊3日の「春休み葛西臨海公園少年軟式野球合宿」がスタートしました。小学校3年生6年生の総勢42名で、たくさんの新しい野球の技術を学び、たくさんの友達を作って欲しいと思います。
開催式では、みんな緊張の顔。。。 初めて会う人ばかりですが、みんな野球が大好きな仲間。早く名前を覚えて仲良くなろう!
今合宿のお揃いの帽子を被って、さぁ練習開始です。
気温がやや低いので、渡辺コーチのウォーミングアップはしっかり体を温める内容です。竹の棒を使ったストレッチは、体の柔軟性と可動域を広げます。野球選手に必要な体作りの基本になるアップです。みんなうまく出来たかな?
ダッシュでひと汗かいたら、本日は「打つ」「投げる」「捕る」の野球の基本動作を3グループに分かれての練習に入ります。この頃には、遠慮しがちだった選手も、周りの友達と笑顔で話しをするようになり、だんだん慣れてきた感じです。
更に、「スパイクの履き方」も学びました。普段何気なく履いているシューズも、履き方一つで動きやすさが格段に変わります。足の指がしっかり動く履き方は、地面を指でつかむような動きが可能になります。これで盗塁も増えるぞ!
さぁ副島コーチの登場です。元プロ野球選手の体はさすが大きくガッチリです。ボールを強く遠くに飛ばすコツを教えてもらいました。「トップの位置」という少し難しい言葉だったかもしれませんが、テイクバックの時にグリップの位置がキャッチャー寄りの肩の後ろにあるようにすると、ボールを長くしっかり見ることができ、そこからスイングすることでボールにより大きな力を加えることができます。スタンドティーを使った練習でそのフォームを学びました。しっかり覚えておきましょう!
「投げる」では、渡辺コーチから下半身の動きを中心に学びました。コントロールよく投げるには、実は腕の振りよりも正しいステップ(足の運び)がキーポイントです。これは反復練習により体に覚えこませるのが一番です。すぐにはできなくても続けてやってください。意識して野球をすることで飛躍的に技術は向上します。
「捕る」のセクションでは、中塚コーチより捕球姿勢やボールのバウンドの捕りやすい位置を学びました。守備が上手になれば、レギュラーへの近道です。明日も「捕る」練習はありますので、この合宿でコツをしっかり覚えましょう。
たくさん動いたらお腹もすきましたね。大きなお風呂にみんなで入ってさっぱりしたら夕食です。野菜嫌いな選手も今日はだいぶ食べれたかな?「苦しい」って言いながら、モリモリ食べてましたね。仲間と食べる食事は会話も弾み、普段とは違った味だったことでしょう。
食事の後はミーティング。今やメジャーリーガーの松坂投手の高校時代のDVDを見ながらの勉強です。野球はグランドでするだけが練習ではありません。頭を使うスポーツですから、これも野球の練習です。横浜高校vsPL学園の延長17回の死闘を見ながら、野球はベンチの選手も一丸となって戦うものだとわかったと思います。
明日は元ヤクルトのエース川崎憲次郎コーチが来てくれます。
ピッチャーの選手はたくさん質問しよう!
明日の朝は寝坊せずにみんな起きれるかな・・・。
それではまた明日!