実施概要
居住地 |
福岡県 |
選手名 |
一馬選手、喜世選手 (硬式野球部のチームメイト) |
学年 |
大学4年生 |
種類 |
硬式 |
留学期間 |
9月中旬~7日間 |
留学地 |
米国フロリダ州 タンパ メジャーリーガー育成アカデミー |
滞在形態 |
コンドミニアム、ホテル |
本人からの要望 |
・夏休みを利用して本場のアメリカ野球を体験したい
・卒業後、メジャーリーグトライアウトの参加を見据えた現場視察
・アメリカ野球で通用するための技術の習得 |
主なスケジュール |
・MLB育成アカデミーの全体練習参加
・元メジャーリーガーによる個別ピッチング指導
・プロトレーナーによる個別トレーニングプログラム指導
・メジャーリーグ観戦1 (レイズ×レッドソックス)
・メジャーリーグ観戦2 (ヤンキース×ブルージェイズ) など |
一馬選手からのコメント
大学卒業後にアメリカでプレーしたいという気持ちがありましたので、夏休みの間に一度「視察」を兼ねて本場の野球を体験することを決めました。出発までの期間は、BBCからもらったメジャーリーグ公認球で投げ込みをしたり、筋力トレーニングなどを続けモチベーションを上げました。しかし、実際のアメリカ野球はイメージと違って、とても基本に忠実な指導方法でした。また、ボールに最大限のパワーを伝えるために「キャッチャーに向かって行く」というスタイルは、日本で学ばなかった指導理論でした。ピッチングだけでなくチューブエクササイズやウェイトトレーニングも充実していました。重い負荷でガツガツと追いこんでいるイメージがありましたが、怪我の予防を第一に考えて、安全に配慮していることが意外な発見でした。「絶対アメリカでプレーする!」という確認ができたので、これからは野球だけでなく英語の勉強も頑張ります!
喜世選手からのコメント
大学野球を引退し、何をしようか考えていた時に、チームメイトの一馬からアメリカ野球留学の誘いを受けました。もともと海外野球には興味を持っていましたし、折角の機会ですので体験することを決意しました。初めての海外でしたが不安は全くなく、メジャーリーグの試合も見れるのでとても楽しく感じました。アメリカ野球の印象は、「合理的」ということです。ウォーミングアップや投球練習にしても無駄なことはせず、「試合のための練習」を行っている印象がありました。また、アカデミー生たちの体の大きさやボールのスピードに驚きました。アメリカのピッチャーは常時140kmを計測。それに加えてチェンジアップやシンカーなどクセのある変化球も織り交ぜるので、改めてメジャーリーグのレベルの高さを痛感しました。自分は今後野球を続けていくかどうかまだ分かりませんが、本場アメリカで日本とは違った野球を学び、世界一の野球レベルを自分の目で見ることができたことが財産になりました。英語の壁は何とかなるので、迷ったらまず行ってみるべきですね!