夏休みLA短期野球留学2008|5日目②
5日目午後は、近くの市民プールで水泳を楽しんだ後、午後4時から8時まで練習&練習試合を行いました。プールでは、見知らぬアメリカ人にどんどん話しかけたくさんの友達を作りました。中には住所や電話番号の交換をした人もいました。
そして午後4時からは、待ちに待った日米決戦の第2戦目です。ホワイトソックスのクローザーとして活躍したカヨコーチがはじめてメジャーで対戦したのはイチローだったそうで、そのときの様子を1玉ごと詳細に語って下さいました。また、松井秀喜選手との対決では、残念ながら松井選手に2塁打を浴び、失点を許しそれが決勝点になってしまったという貴重な体験談も伺いました。
その後、ホワイトソックスでのストレッチやウォーミングアップの方法を細かく教わり、メジャーでの練習方法を実践しました。メジャーのスカウトが見るポイント5つが、バッティングアベレージ、パワー、守備力、スピード、肩の強さで、それぞれに点数をつけていることも教わり、肩を強くするポイントも伝授されました。また、内野の守備のポイントをパドレスのスカウト・ジェイコブコーチから伝授され、外野守備のポイントをカヨコーチから伝授を受けました。
その後、BBQで腹ごしらえをして、いざ日米決戦!2つのチームに分かれて試合をしました。試合は中学生チームが、13-1で圧倒的勝利を収め、ジェイコブコーチから絶賛されました。
また、小学生チームは10-10の引き分けに終わりましたが、率いるカヨコーチからメジャーにいける素質がある!といわれた選手もいるほど絶賛されました。
カヨコーチは、この年齢でこのプレーをできる日本人プレーヤーにとても感銘を受けていました。両コーチをはじめ、アメリカチームのコーチも選手も、はるばるアメリカまで来てアメリカ人チームと対決をするという素晴らしい機会に同席することができたことをとても喜んでいました。特にメジャーで活躍したカヨコーチは、この日のことは一生忘れないと何度も口にしていました。
またギャラリーを含め、参加者、関係者全員が、日米の子供たちが貴重な経験をしている瞬間を目の当たりにして、笑顔が絶えない一日でした。試合終了後は、サインボールやプレゼントの交換をしました。
さて明日は、カヨコーチとジェイコブコーチによる打撃とピッチング指導を受け、イチロー率いるマリナーズの試合を観戦します。野球の本場アメリカの野球を体験した選手たちは、あと一日で終わってしまうことをとても残念そうにしていました。最後の一日、さらに良い経験をして帰国したいと思います!